

運筆/慣れる
5ステップですすめる無料プリント
文字を書く前に、まずえんぴつに慣れておきたい。そう思っても、何をさせればいいのか迷うことがあります。えんぴつに慣れるとは、持てるようになることではなく、思ったところへ線を引けるようになることです。
ここでは、線をなぞる練習から、お手本を見て形を写すまでを5つのステップに分けました。迷路や点結びなど、遊びの形で進められるプリントを選んでいます。上から順に、1日1枚ずつで大丈夫です。
点線の上をなぞると、手がどう動けばその線になるかを覚えられます。まっすぐな線やゆるやかな波から始めて、ジグザグ、ぐるぐる、でこぼこと少しずつ形を変えていきます。ひらがなに出てくる動きは、ほとんどがこの中に入っています。
つまずきやすいところ:急いでなぞると、線がすぐに点線から離れてしまいます。「ゆっくり、ゾウさんの歩く速さで」のように声をかけると、スピードを落とせます。


なぞる線がなくなり、始まりと終わりの点だけになります。行き先を目で決めてから手を動かすので、「狙ったところへ線を引く」練習になります。同じマークや形を探して結ぶので、見くらべる力も一緒に使います。
つまずきやすいところ:線が交差するところで、手が止まったり、ちがう点へ向かったりしがちです。先に指でなぞって道すじを確かめてから、えんぴつで引くとうまくいきます。


ここからは迷路です。分かれ道のない一本道なので、道をえらぶ必要はありません。そのぶん、両側の壁にぶつからないように線を引くことに集中できます。お手本の線がない中で、自分で線の向きを調整する練習です。
つまずきやすいところ:カーブのところで壁にぶつかりやすくなります。カーブの手前で一度えんぴつを止めて、進む向きを見てから続けるように伝えると、はみ出しが減ります。


分かれ道が出てきて、どちらへ進むかを考えながら線を引くようになります。考えながらでも線がぶれないようになれば、えんぴつがかなり思いどおりに動かせている証拠です。ぜんぶとおる迷路は、マスをひとつずつまっすぐ通っていく、線を正確に引く練習にもなります。
つまずきやすいところ:行き止まりに入ると、何度も消して書き直すうちに嫌になってしまいます。えんぴつで引く前に、指で道をたどってゴールまでの道を見つけておくと、線を引くことに集中できます。


お手本の形を見ながら、点と点を結んで同じ形をかきます。まっすぐな線だけでなく、ななめの線や丸い線も出てきます。「どこから、どちらへ、いくつ分」を目で確かめて手を動かす流れは、文字を書き写すときとまったく同じです。ここまでできれば、ひらがなの練習に進む準備は十分です。
つまずきやすいところ:かき始めの点がずれると、形全体がずれてしまいます。最初の点にだけ印をつけてあげて、「いち、に、さん」と点を数えながら線を引くと、正確に写せます。


簡単に言うと再配布は×、家庭や学校などでの使用は無料・連絡なしでOKです。

先生